過払い金を取り戻す

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過払い金の返還請求と期限

テレビやラジオ、インターネットで毎日のように過払い金請求のCMが流れています。消費者金融やカード会社からの借入やキャッシングで、支払い過ぎた利息のことを過払い金と言います。 支払い過ぎかどうかの判定は、利息制限法が定める上限金利を超えたかどうかになります。利息制限法は、借入金額毎に次のように上限金利を定めています。 ・元本が10万円未満であれば、年利20% ・元本が10万円以上で100万円未満であれば、年利18% ・元本が100万円以上であれば、年利15% 過去10年に遡り、上限金利を超えて利息を支払っていれば、金融業者に対して返還請求ができます。 但し、10年という時効(期限)には補足説明が必要です。例えば、15年前に借入契約を行ない毎月返済していたと仮定して、その中で5年前に返済した金額が上限金利を超えてえていた場合、この契約全ての返済について過払い金の返還対象となりますので、このケースでは15年前に遡ることになります。

グレーゾーン金利とは何か

なぜ、消費者金融やカード会社がこれまでに上限金利を超えて利息を請求していたかについては、背景に2種類の法律、利息制限法と出資法があります。 出資法も上限金利を定めていましたが、元本に関係なく一律29.2%で、利息制限法の上限金利と異なります。この両者の上限金利の差をグレーゾーン金利と言います。 この2つの法律が異なる上限金利を定めていて、金融業者は罰則規定のある出資法の上限金利を超えない範囲で利息を請求していました。 しかし、2010年の法改正に伴い、出資法の定める上限金利が一律20%になり、事実上、両者の上限金利が一致し、グレーゾーン金利が撤廃されました。 同時に、過払い金を過去に遡って返還請求できることになりました。 過払い金の返還請求は、借り入れた本人が行なうこともできますし、弁護士などに委託することもできます。弁護士などの委託した場合、返還された過払い金の中から成功報酬(一般的に15%から20%)を払うことになります。